大阪府寝屋川市の教職員殺傷事件

10〜20代が犯人の殺人事件が起きたときの、TV業界の標準的対応マニュアル:

  • 事件の事実 (どこから侵入したとか凶器は何かとか) は報道しない
  • 犯人の知り合いの知り合いのご近所、くらいの人間に、犯人の性格についてインタビュー。その人の感想でいい。事実はいらない。
  • 犯人を「ゲーム」と関連づけ、「ゲームは危険である」と視聴者を誘導する。
  • 近日中にインターネットの掲示板に犯人の顔写真が公開されるので、これを報道して「インターネットは危険である」と視聴者を誘導する。

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http://www.mainichi-msn.co.jp/it/network/news/20050216org00m300080000c.html
大阪教職員殺傷:
2ちゃんねるに実名削除要求 大阪法務局
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TV では犯人の顔写真にモザイクはかけていたが、TV から以下の情報が得られた。
(1) 犯人は、事件のあった小学校の卒業生である。
(2) 犯人は 17歳。(1)と合わせて、何年度の卒業アルバムを調べればいいかがわかる。
(3) 犯人には 3人の姉がいる。4人の子供の末っ子。現代ではかなり子だくさんの珍しい家庭だ。
これらの TVで得られた情報から、犯人を特定するのは容易だろう。
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これまでは数百人しか知り得なかった情報が、
I T 革 命
によって全国に知られるようになった。
それだけのこと。