ふつうの郵便を家主に送る

内容証明郵便を送るということは宣戦布告と同じだ、と聞く。
文字数の制限もきついので簡潔に殺風景に書く必要もある。
だからどうしても慇懃無礼な文章になる。


家主に揺さぶりをかけ、もし可能なら軟着陸を目指して、ふつうの郵便で
内容証明郵便を送ったけど、悪気があるわけじゃないよ。そっちも家計の都合があるだろうから、こっちが修理費を立て替えた場合、分割して少しずつ家賃から相殺でもいいよ」
と慰撫する手紙を送った。


内容証明郵便よりも 1日遅れで発送したのは、家主に届くタイミングを考えてのこと。
先に慰撫の手紙が届くと、次に来る内容証明郵便を受け取り拒否される可能性がある。
だから、先に内容証明郵便が届くように狙った。